三菱UFJセキュリティーズインターナショナル: フォーミカリーコネクト™を活用したミューレックスの導入でビジネス拡張を実現
スティーブン・アイアンズ 三菱UFJセキュリティーズインターナショナル テクノロジー部ヴァイス・プレジデント
三菱UFJセキュリティーズインターナショナル(“MUSI”)は世界最大の金融グループである三菱UFJフィナンシャルグループの一部で、三菱UFJ証券の国際投資銀行部門と証券業務の欧州のハブを担う海外現地法人として英国で設立されました。MUSIはロンドンのシティに拠点を置き、フランクフルト、ミラノ、チューリッヒに支店を持ちます。MUSIは海外キャピタルマーケットのほぼ全ての分野で積極的なビジネス展開を行っており、特に債権、株式、デリバティブ、仕組商品を専門としています。
チームが必要としていたのは、ロイターやブルームバーグ等のマーケットデータ提供会社からのデータもしくは内部の評価レートを利用して、オープンポジションの一覧表示や時価評価のアップデートができるシステムでした。銀行のP&Lを明確に算出するため、権限を与えられたユーザーによるすべてのデータへのアクセス、操作、認証を経てトレーディングシステムにデータを反映させる必要があったからです。 ソリューション 2008年、英国ロンドン拠点の旧三菱証券インターナショナル(MSI)と旧UFJの合併完了後、次のMUSIの企業目標はビジネスの拡大にありました。それには既存主要ビジネス部門の取引高の増加のみならず、インフレーション・トレーディングやハイブリッド商品といった新しいトレーディングビジネスの導入が不可欠でした。このビジネス拡大実現のため、MUSIC-IR(MUSI Corporate Infrastructure Reinforcement) というプロジェクトが立ち上げられ、その目標の一つは様々な戦略オプションを調査吟味し、戦略的プラットフォームを導入するということでした。
このプロジェクトの最終目的は、最大限に統合化された業務インフラ環境下で、クロスアセットのフロントからバックオフィスへのトレーディング機能を導入することです。プロジェクト遂行に際し、以下が重要点となりました。
技術的に新システムに求められる機能は以下の通りです。
ソリューション&アプローチ MUSI社内のプロジェクトチームと共同で、当社はサードパーティーのプロバイダー、社内システムと業務プロセス、機能の比較検討を含む戦略システムの導入計画の作成支援をしました。新計画はクロスアセット対応でフロントからバックオフィスのSTP化を可能にする戦略システムを推奨するもので、検討の結果、ミューレックスを第一候補として提案しました。
現在MUSIではフロントからバックオフィスのプロセスに対応した一元化クロスアセットトレーディングプラットフォームが稼動し、シームレスに既存の主要システムに統合されています。このソリューションで構築したアーキテクチャーで、将来、システム変更や入替えの必要が生じた場合でも、ビジネスに対する影響を最小限に留めることが出来ます。この二年間に渡るプロジェクトで当社が達成した主要な成果は以下の通りです。
フォーミカリー社について フォーミカリー社は、金融サービス業を対象としたビジネス効率の最大化、業務プロセスの合理化を目指すアプリケーションやソリューションのインテグレーションを専門とするIT会社です。
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